写真はお灸が燃え尽きたところです。
拡大しているので大きさが良く分からないと思いますが、灰の高さが1pくらいです。
これだけみると、「肌の上にこんな大きな艾を全部燃やしきるなんて、とても熱そう・・・」
と思うかもしれません。
が、
そんなに熱くならない秘密は灰の下に塗ってある「紫雲膏」です。
赤く見えるやつです。
紫雲膏を灸点に塗り、その上に艾を置いて火をつけます。
直接、お灸の火が身体を燃やしませんし、紫雲膏のちょうど良いネバネバのおかげで、艾が倒れません。
艾が倒れないのでうつ伏せになれない患者さんの腰などにも、横向きで出来ます。