2010年05月13日

紫雲膏


IMG_2481-1.jpg







写真はお灸が燃え尽きたところです。
拡大しているので大きさが良く分からないと思いますが、灰の高さが1pくらいです。

これだけみると、「肌の上にこんな大きな艾を全部燃やしきるなんて、とても熱そう・・・」

と思うかもしれません。

が、

そんなに熱くならない秘密は灰の下に塗ってある「紫雲膏」です。

赤く見えるやつです。

紫雲膏を灸点に塗り、その上に艾を置いて火をつけます。

直接、お灸の火が身体を燃やしませんし、紫雲膏のちょうど良いネバネバのおかげで、艾が倒れません。

艾が倒れないのでうつ伏せになれない患者さんの腰などにも、横向きで出来ます。


posted by 村上 悟 at 19:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 灸について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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