昨日のビリケンさんのイラストですが、
ちょっと場所が外側すぎる気もしますが、おそらく
「風門」(ふうもん)にお灸しているところだと思います。
なぜって 「風邪を引かずに過ごせるかも!?」 と書いてあるからです。
私も最初は適当に肩のあたりにお灸をしているイラストかと思いましたが
ふと、文章を読んで「ああ、そうか!」 と思いました。
風門の「風」は「風邪」(ふうじゃ)のことで、「門」はその入り口という意味です。
「そこにお灸をしておくと風邪の予防になりますよ!」
という意味のイラストだったんですね。
いや〜、深いね!ビリケンさん!!
ちなみに風門から風邪が入ってしまいますと
今度は 「風池」(ふうち)に行きます。
池ってことは、そこに溜まるってことですよね。
でもまだ浅い感じです。
さらに病状が進むと今度は 「風府」(ふうふ)に至ると言われています。
「府」は多く集まる所やしっかりとしまっておく倉庫などの意味があり
これはちょっと深いですね。
なので風邪に限らず、病状の重い場合などに使われるつぼになります。
このように風邪に対して効果的なつぼは関連した名前がついています。
つぼの名前もいろんなパターンがあり、おもしろいものですよ。
この間、息子が漢字テストで「社長夫人」を「社長不人」と書いていたので
意味を考えろと叱っておきました。
ではでは。